高山市(岐阜) 漆洞山(1320.5m) 2020年4月4日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 13:48 駐車箇所−−13:59 林道を離れる−−14:00 1170m鞍部−−14:21 漆洞山−−14:34 尾根を離れる−−14:37 林道−−14:42 駐車箇所

場所岐阜県高山市
年月日2020年4月4日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車余地あり
登山道の有無尾根上に踏跡あり
籔の有無根曲がり竹が被る
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント西側の谷沿いに延びる林道から往復。林道入口にはゲートがあるが施錠されていないので手で開閉して入り、残雪で車が進めない標高1110地点までマイカーで入り、林道の続きを歩いて1170m鞍部に登り、以降は尾根を伝って山頂へ至る。1170m鞍部〜山頂への尾根には軽く刈り払われた踏跡があり利用価値大。ただし刈り払いは完璧ではなく周囲の根曲がり竹が盛大にはみ出しており、特に山頂付近は根曲がり竹がうるさい。山頂の三角点周囲のみ根曲がり竹が刈り払われて小さな広場になっている。山頂は藪に覆われて展望無し。登りの途中で地形図を紛失したが単純な尾根だったので登り下りとも地図無しで対応可能だった




林道入口のゲート。施錠されていない 標高1110mまで車で入れた。微かに雨が降っている
雪皆無と思ったが標高1100mで残雪登場。締まりがなく踏み抜き連発 標高1150mの分岐は右(直進)。左は廃林道
標高1170mで林道を離れて1170m鞍部へ 沢は水量少なく簡単に渡れた
1170m鞍部。ここからは尾根歩き 1170m鞍部から南を見ている
尾根上には境界標識が続く 標高1200m付近から根曲がり竹が登場。でも軽く刈り払われている
標高1270m付近。尾根左側は唐松植林と残雪 標高1280m付近。尾根右側は藪無し。こちらから登るのが正解かも
標高1300m。根曲がり竹が濃くなるが踏跡は続く 漆洞山山頂。三角点周囲のみ刈り払われている
帰りは標高1190mから西へ この沢も簡単に渡れる水量
林道へ上がる 林道の残雪が一番疲れた
駐車箇所到着。雨が強くなってきた


・何故か高山市周辺には「洞」の付く山名が多いが、漆洞山もその例に漏れない山。国道158号線小鳥峠北側の山で、地形図によれば登山道は無いしネットで調べても同様の結果だった。ただし、登山記録は意外と多く発見でき、小鳥峠起点もしくは西側の林道起点のいずれかだった。

・最初は小鳥峠経由で登ろうと考えたが天気が下り坂で雨の可能性があり、林道歩きなら藪で濡れる心配は無いので西側の林道経由とした。

・ネットの記録通り、林道入口にはゲートがあった。私が見たどの記録もここから歩いているが、念のために施錠の有無を確認したら施錠されておらず、ついでに一般車進入禁止の標識等も無かったので、車で入れるところまで入ることにした。午前中の薙刀山よりも雪は少ないだろうから奥まで車で入れると考えたが、意外に早く残雪が登場。車で入れたのは標高110m付近の林道分岐までだった。林道は未舗装だが普通車で問題ない程度の路面状況だった。駐車余地があったので車を置いて長靴に履き替えて歩き出す。僅かながら雨が降り出していたがまだ日差しがあったので、大降りにはならないことを祈ろう。

・林道の残雪は締りがなくズボズボ潜るが、雪があるのは林道だけで林道両側の南北斜面とも雪は皆無。日当たりが悪い平坦な場所が最後まで雪が残るのはよくあるパターン。

・林道歩きは標高1170mで林道が右カーブする箇所までで、ここで林道を離れて水量が僅かの小さな沢を渡って右手の植林尾根に取り付いて、すぐに1170m鞍部に登り上げる。ここも植林帯で藪は皆無。この状況が山頂まで続けば楽に登れるのだが、実際はどうだろう? そこまで真面目にネットの記録を読んでいない。

・1190m微小峰を越えて次の鞍部から立った根曲り竹が登場。でも密度は低く乾いていれば分けるのは問題ない。それに尾根直上は僅かに刈払った形跡があり、周囲より明らかに藪が薄く歩きやすいし、目印が点在していた。おそらく林業作業用だろう。

・尾根上には残雪は皆無だが、左手の東向きの唐松植林斜面にはまだ雪があった。逆に西側斜面は雪は無いが、冬でも葉を茂らせた桧植林で地面には藪は皆無。今回のルートではなく西側から攻めるルートの方が藪を回避できたかもしれない。

・標高1300mを越えて傾斜が緩むと根曲り竹が濃くなってくる。相変わらず軽い刈払いは続いているが、藪の勢いに負けている。それでも全くの藪よりは格段に歩きやすいが。

・藪が覆い被さる僅かなルートを突き進むと、突如として藪が刈られた小さな空間にたどり着いた。そこには三角点があり漆洞山山頂だった。周囲は背の高い樹林と背丈を越える立った根曲り竹が茂っているので展望無し。山頂標識は見当たらなかった。

・帰りは残雪で潜って疲れる林道歩きを少しでも減らすために、1190m微小峰手前鞍部から西側の植林斜面を下って小さな沢を渡り、林道に上がった。やっぱり雪が残るのは林道だけで、日当たりの悪い植林帯の北向きの斜面にも雪は無かった。

・林道を下っていると徐々に雨が強くなってきたが、雨具を使うほどではないうちに車に到着できた。

 

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